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九州・沖縄地域部会

九州・沖縄地域部会第8回研究会(終了)

2018年6月、長崎市を中心とした12の文化遺産が「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」がユネスコの世界文化遺産に登録されることになった。本研究会(シンポジウム)は、潜伏キリシタンのメッカの一つである平戸市根獅子という現地で、今回の世界文化遺産登録およびその影響について考えることを目的として九州総合研究所及び根獅子集落機能再編協議会との共催で開催された。

今回の研究会では、まず第一番目に平戸市文化交流課の植野健治氏より今回の世界文化遺産登録について、とくに春日集落の世界文化遺産登録を中心に、世界文化遺産とは何か、登録の経緯、登録の影響等、について報告を頂いた。第二番目に根獅子集落機能再編協議会事務局長の川上茂次氏より「キリシタンの里に生を受けて」という演題で、地元のキリシタン関連遺産や伝承されたキリシタン文化等についての報告をして頂いた。第三番目に地域デザイン学会九州・沖縄地域部会の山田啓一(中村学園大学)が「コンテクストのねじれと地域デザイン」という演題で、今回の世界遺産登録が「長崎の教会群」から「潜伏キリシタン関連遺産」へと変更されたためにコンテクストのねじれが生じたこと、大航海時代のグローバルな動きや強引な布教など禁教に至った複雑な背景が語られず江戸幕府の残酷さや後進性のみが強調されてしまっていることなど、問題を抱えていることを指摘した。最後に山田啓一を司会、植野健治氏及び川上茂次氏をパネラーとして「潜伏キリシタンと世界遺産登録」という演題でパネルディスカッションを行った。


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