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地域政策フォーラム

第3回地域政策フォーラム(終了)

 第3回地域政策フォーラムは、「地域産業のイノベーションシステムと地方創生」をテーマに京都大学を会場として開催された。山﨑朗地域政策フォーラムプロデューサーから問題提起が行われた後、京都大学経営管理大学院の徳賀芳弘先生より「異なる成功の形―京都企業―」の講演が行われた。徳賀先生は、財務会計の観点から京都企業を分析し、京都企業が伝統工芸社会の資産を活用しつつ、ブルーオーシャン戦略を選択し、株主至上主義ではなく、有利子負債が少なく、研究開発費を多くする独特の経営戦略を選択していることが明らかにされた。

 次に加藤恵正先生から「進化する神戸医療産業都市:その課題と展望」と題して報告された。報告では、阪神淡路大震災の復興エンタープライズは実現しなかったものの、シスメックスや神戸医療産業都市推進機構などによって経済効果を上げてきた。神戸医療産業都市が立地する大阪湾ベイエリアはラストベルトとしての負のロックインにあったので、このロックインを如何に解くかが課題であるとした。

 最後に山本匡毅から「航空宇宙産業の地域戦略:成長への道筋」と題して報告があった。報告では、航空機産業では航空機プライムメーカーが再編され、日本の航空機産業は三菱のスペースジェットが分岐点であるとした上で、国内の変化が市場に立ち遅れており、宇宙産業も、ロケットに強みがあるものの、欧米では民間移管が進んでおり、新興企業によって変化への対応が求められている点が指摘された。これらの状況下で、航空宇宙産業は海外を見据え、直接取引を含む広域的なエコシステムの創出の必要性を指摘された。

 第3回地域政策フォーラムは、11名と少人数の会となったが、報告後に複数の質問が入るなど、時間を延長して、熱い議論が展開された。


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