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トピックス

地域デザイン学会誌『地域デザイン』査読規程

(2013年3月制定)

(2017年3月一部改定)

(目的)

第1条 地域デザイン学会誌の質を高め、地域デザイン学の一層の進展を図るために、投稿原稿の査読を行う。

(査読者の数と依頼)

第2条 査読者は編集委員会の意見を聞き、編集委員長が定める。査読者は投稿された「論文」、「研究ノート」(以下投稿原稿という)1編につき、原則として2名の学識専門家を選定する。編集委員長は査読者に依頼し、期限内に可否の返事を受け取ることとする。また、査読者は匿名とし、編集委員会は査読者名を公表しない。

(査読の内容と判定)

第3条 査読者は、投稿原稿の表現や文章が適切であるか、内容に明白な誤りはないか、論述の論理性について問題はないかなどのほか、オリジナリティーが認められるか、その分野の専門家以外にも理解できるかなど以下の項目等について査読を行う。査読においては、文章表現に関する細かい批判や、「・・・が全体的に悪い」というようなあいまいな記述は避けて、査読結果に対して、著者が具体的に対応しやすいように留意する。

[論文の種類]

論   文:理論の斬新性、論理の一貫性、内容の信頼性や再帰性が確保され、地域デザイン学への一定の寄与が認められる理論的または実証的な本格論文

研究ノート:論理の一貫性、内容の信頼性などについては論文よりやや劣るものの、地域デザイン学における理論的な発展が有望視される分野や問題の提起、既存の理論の小規模な発展などが行われており、独自性について評価されるものや当該分野での研究で参照する価値がある論文

[論文評価]

 (1)理論の斬新性

 (2)論理の一貫性

 (3)内容の信頼性、完成度

 (4)地域デザイン学への寄与

 (5)先行研究の有無、参照文献の妥当性、引用の適切さ

 (6)執筆要領の遵守

2 査読者は、前項の評価に基づいて、総合的判断として、次の4投階の判定を行う。

[判定]

 (1)掲載可

 (2)訂正後掲載可(再査読の要不要)

 (3)訂正後、投稿区分の変更の上掲載可(再査読の要不要)

 (4)掲載否

(査読結果の報告と対応)

第4条 査読者は、査読の依頼を受けてから提出期限までに意見を編集委員会に報告する。編集委員会は、査読意見を受けて、その原稿の取り扱いを決定する。編集委員会は原稿の取り扱いに関する決定を投稿者に通知する。査読の結果原稿の改訂を指示された場合、投稿者は提示された期限までに、原稿を改訂あるいは回答することができる。投稿者と査読者との間の議論は、編集委員会を通じて行う。また、査読の督促は編集委員会によって行われる。

(著者の回答)

第5条 査読者と投稿者との間で意見の一致がみられない場合には、編集委員は双方の意見の相違点について説明を受け、その問題点に限って判定を行い、編集委員会がこれを決定する。

(原稿の採用)

第6条 投稿原稿の採用に関しては、第4条に定めた査読者の査読結果を受け、編集委員会に意見を求め、編集委員長が決定する。

(非会員による査読)

第7条 地域デザイン学会員以外の者に査読を依頼した場合、原則として査読料は支払わず、地域デザイン学会誌1部を贈呈することとする。

以上

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