ホーム > フォーラム > かせぐまちづくりフォーラム

トピックス

かせぐまちづくりフォーラム

第1回かせぐまちづくりフォーラム(終了)

今回のフォーラムは一貫して「できるかどうか」ではなく、「いかに進めるか」に焦点を当てた内容としています。すべての登壇者による講演は仮説ではなく実践した結果としての知見であり、それを踏まえた参加者による対話が次のステップにつながっています。

(講演の様子)

“かせぐまちづくり”フォーラムの第一回となる今回は、本フォーラムのプロデューサーであるフィールド・フロー株式会社 代表取締役 渋谷による、民間主導の地方創生モデルである”かせぐまちづくり”の概要の紹介から始まりました。”かせぐまちづくり”は、まちをオーケストラのようなチームとしてみたて、社会課題解決・価値創出を実践するためのオープン・イノベーションの実践検証に基づく方法論です。とくに実践においては手法やツールなどよりも、その根幹となる人のマインドセット=認知能力の発達を重要視しています。

この”かせぐまちづくり”では金融機関の役割が非常に重要になります。従来の日本型金融機関の在り方から大きく変容することが求められます。その先進事例としてGlobal alliance for banking on valuesの取り組みが株式会社uruu 代表取締役 江上氏より紹介いただきました。同氏は日本で初のGABV加盟となった第一勧業信用組合をサポートしてきています。

またより実践的な”かせぐまちづくり”の事例として、北九州のコマーキングスペース秘密基地の取り組みを、代表の岡氏より紹介いただきました。秘密基地は2014年1月にスタートし、国家戦略特区事業や地方創生事業などにもとりくみ、現在は年間10億円以上の経済効果を地域にもたらしています。

これらの知見共有を踏まえて最後の時間は参加者相互での対話の時間をとりました。”かせぐまちづくり”のモデルに対して、企業、行政、大学などそれぞれの立場から感じたことを共有しています。

(対話の様子)

今回のフォーラムを通じて得た大きな学びは、「すでに必要なカードは存在している」ということです。地方創生やオープン・イノベーションに必要な要素はすでに存在しています。ただしバラバラになってしまっていることが問題なのです。だからこそ、個々の要素をつないで社会に必要な価値を提供する「社会におけるデザインする力」が必要となってます。しかしそれはテクニカルなものだけでは成立せず、根源的に人のマインドセットを変容し、コミュニティの在り方を変えていく必要があります。そしてこのマインドセットとは精神論ではなく、ものごとを正確に認知し、学習する認知発達能力のことであり、その育成が最重要課題となります。

今後かせぐまちづくりフォーラムでは、各地域での実践ケースを共有しつつ、そこから得られる学びを蓄積し、さらなる実践につないで参ります。

(懇親会の様子)


過去のフォーラム

▲ページ上に戻る